第6回定例会「女性ならではの?IT技術者・研究者のワークスタイル」を開催しました
10月25日に第6回定例会を開催しました。
前回より定例会はオンライン(Skype&ニコニコ生放送)でランチタイム(12:15-13:00)に開催しています。今回は24名にご参加いただきました! ありがとうございます。
今回のテーマは 「女性ならではの(!?)IT技術者・研究者のワークスタイル」 です。参加者に事前に回答していただいたアンケート結果をもとに話をしました。回答内容は こちら にありますので是非ごさんください。
質問項目「Q2. 女性ならではの仕事の仕方の工夫は?」
では、女性だと話を聞きやすい・話をしやすい場面があり、女性であることをうまく利用して仕事をしているという意見が出ました。雰囲気に合わせておっさんキャラと女性を使い分けるという方もいらっしゃいました。女性という面を利用するのは物腰が柔らかとか頼み事がしやすいというだけでなく、立場が上の人に対して積極的に発言するというのはとても興味深かったです。ソフト爆弾(雰囲気的に言いづらいこと)を女性だと言いやすいことが往々にしてある、という意見には何人かの方が同意していました。
質問項目「Q3. 男性ならこうしていたのにと思うこと」
では、仕事人間になれるとか、家事を気にせず働ける、という意見が多く見られました。それに対して男性参加者からは「男性でも必ずしもそうではなく、人によると思う。特に子供がいる家庭では父親として結構時間はとられる」とのこと。また海外転勤したい、という回答結果に対して「女性でもできるのでは?」と質問がありましたが、「出張でさえも女性は行かせられないといわれた」というニコ生のコメントがありました。女性一人だと危ない地域、などもありますが、そういう配慮でないのであれば悲しい事例ですね。
質問項目「Q4. IT技術者ならではのワークスタイル」
では、オンラインツールを活用して自宅から仕事ができる、という意見が多数見られました。逆に家でも仕事ができると仕事とプライベートの区別がつきにくくなって困るという話も出ました。また自宅で仕事をしていると家族(とくに子供)に対する罪悪感があるという話も。参加者には自宅で仕事をされている方もおり、自宅で働く場合に仕事とそれ以外の線引きをみんなどうしているのかを是非知りたいそうです。今回は時間が短いため、それに対して具体的な話をする時間が取れなかったのですがそういうノウハウを共有したいものです。 また、IT技術者としては利用するだけではなく、自分のライフスタイルに合わせてツールをどんどん開発するところまで行きたいね、という話も出ました。報告者の私は2ヶ月の子供を抱っこしての参加だったのですが、私も育児生活の中でたくさんのアイデアが浮かび、幾つかプロトタイプも作ったという話をしました。ただ、育児生活ではなかなか時間が取れず開発まで至っておらず残念!という話をしたら、FIT2016のパネルディスカッションでも同じ話をされた方がいたとのこと!実際には難しいですよね…でもなんとか実現したいなーと思ってます^^
すいません、途中から自分話に(汗
質問項目「Q5. 自分が参考にしたいと思う他の人のワークスタイル」 は時間がなくて話ができなかったのですが、次回の定例会はこの話も含め
「女性IT技術者・研究者のロールモデル」
について是非お話ししましょう、ということになりました!
というわけで次回の定例会は以下の開催です。
- 日時:2016年12月20日 12:15-13:00
- お題:女性IT技術者・研究者のロールモデル
- お申し込み:http://wit.connpass.com/event/43569/
ランチタイムなので、是非ご飯を食べながらご参加ください。今回は函館からご参加の方が ラッキーピエロのハンバーガを食べていて「それぞれご当地ご飯を食べながら雑談もいいよね」 なんてことも言ってました^^
そんな感じで是非ご気軽にご参加ください。
(執筆:渡辺)